車幅燈HID化
 使い捨てカメラから取り出したフラッシュバルブ(キセノン放電管)をHIDバル ブに改造し、車幅灯にしてみました。ミニサイズですが発光方式はHID、純白の強 い光を発します。夕暮れ時や信号待ちなどのヘッドライト消灯時、あやしい光を 放ちます。(^〜^)
 
LEDフォグと同時点灯したところ
左が純正バルブ、右がHID。
色と明るさの違いが分かると思います。
 材料の使い捨てカメラは写真屋さんからタ ダでたくさんもらいました。私が訪ねた写真 屋さんはフィルムと電池を抜いたら捨てると 言っていました。もったいない話ですが写真 屋さんにとってはゴミみたいです。もらった 物の中には電池が入ったままのカメラもあり ました。(^^)
使い捨てカメラの基板はメーカーによりいく つかのタイプがありますが、部品構成はどれ も同じ。このジャンク部品の中で私が使用し たものはキセノン放電管と、トリガートラン スだけですが、ダイオードとフィルムコンデ ンサも流用できると思います。なお、カメラ 分解時の注意として、基板や放電用コンデン サの電極に触れないこと!大抵のコンデンサ は高電圧(〜300V)が保持された状態に なっていますので、触れるとマジで感電しま す!どうしても分解してみたいという方以外 はいじらない方がいいです。分解される方は 最初にコンデンサの電極をドライバー等でシ ョートさせる(大きな音と火花が出てドライ バーが焦げます)か、それがイヤなら抵抗を 当てて電気を逃がしておかないと危険です。
放電管のサイズはどのタイプもほとんど同じ 。電極の長さに多少の違いがある。
基板から取り外すときに無理な力を入れると 割れやすいので注意。
 自作「HIDバルブ」。先端がアノード電極、 下がカソード電極、その間のトリガー電極は 15mm位の針金で放電管に密着するように両 端を金属バンドで止めている。放電管はソケ ット方式で差し替え可能。
発光色はやや水色っぽい純白。放電部分を直 に見るとかなり眩しい。
たぶん紫外線も放射されているので目に悪そ う・・・(+_+)☆\バキッ(`´)そんなもんつけ るなっ!
下段左右は昇圧用トランス。中央はメイン基 板。上部の黒い四角は2SD798の放熱器。
制作費用は家にあった部品もかなり流用した ので算出していないが、3〜4K円くらいで 済みそう。

取り付け場所は、放熱効果と取り付けのし易 さを考えて、フロントグリル裏にしました。