HID車幅灯パワーアップ化
 純白の輝きが自慢のHIDポジション灯も装着後約3年になろうとしていますが、最近では白色LEDを複数使用したポジション灯もよく見かけるようになり、目立ち度がイマイチになってしまった感がありました。また、最近ちらつきが激しくなり回路を点検しようと思っていたところですが、この際回路を作り直して高輝度化してみました。
(2004/4/28更新)先日車検も問題なく通りました。\(^o^)/
 初代メイン基板。充電用可変抵抗(写真中央上)の上部が溶けかかっていたので外しました。ここに予想以上の電流が・・・・ (-o-;)
 これがちらつきの原因か?
 新メイン基板。放電用コンデンサの容量を1.5倍にしました。実は撮影後、トリガートランス(右側のオレンジの線が繋がっている部品)を外しています。トリガー端子をエンジンルームに長く引き回すとトリガーパルスがアース側にリークして放電管まで届かず、ちらつきや不灯の原因になることが分かったからです。対策として、トリガートランスをバルブ部分に埋め込み、基板から配線することにしました。
 また、充電用可変抵抗(トリガートランスの上)を固定抵抗に変更しました。
 純正ポジ球との比較。自称6000Kの輝き!色温度もさることながら発熱も電球よりかなり少ないです。使い捨てカメラの放電管は予想以上に長寿命です。
 トリガートランスはバルブの根本(パイプの中)に入っています。
 LEDと違い指向性がありませんのでライトユニット内で光が乱反射し、視認性が良いです。
 気になっていたちらつきは、5メートル以上離れて見れば皆無です(笑)。近くで見ると多少感じられますが、以前より大分良くなり、明るさも増しました。光源は完全に連続点灯しているように見えるのですが、なぜか時々瞬くような感じです。まあ、これはこれで怪しい光を演出しています。(^o^;
 回路図の変更点はC3の0.22uF→0.33uF、R2の330KΩ1/4W固定化だけですが、図の点線の部分はバルブと一体になっています。DC-DCコンバータはそのまま流用しています。RAは197KΩで発光が最も安定しました。発光回数は106回/秒です。