LEDフォグランプの改良
先日久しぶりに秋葉原を散策したときに、明るさと安さにつられてまたLED100個一袋衝動買いしてしまいました。それでもって、何を作ろうか考えたあげく、芸がないと思いつつまたLEDフォグランプを作ってしまいました。(^^;)
購入したお店は有名な秋月電子通商。OptoSupply社製のOSWT5111Aという直径が5mmの白色LEDで、光度は10カンデラ。今まで使用していた日亜化学工業社製のNSPW500BSは購入時たしかカタログ値が4カンデラだったはず(その後パワーアップし、現在は9.2カンデラとなっています)。2倍以上の明るさと100個で7k円という安さにひかれて衝動買いしてしまいました。集光レンズは15度の狭角タイプ。
基板に密集させると虫の卵みたいでグロテスク。基板は車に取り付けた時に目立たないようにつや消し黒に塗ってある。やっぱり見栄えが悪いから取り付け場所はバンパーの奥しかない・・・
回路の改良点は図のように直列と並列を組み合わせて効率化したことです。こうすると各LEDに均等に電流が分散するそうです。カタログ値では本LEDの順方向電圧は3.6Vとなっており、4個直列接続で丁度オルタネータの出力電圧(14.4V)となり、電流制限抵抗は不要と思われるのですが、抵抗なしで測定したところ電流が許容値をオーバーしてしまい、非常に明るいのですがLEDがヤバイので仕方なく抵抗を入れました。回路全体で約450mA、1個のLEDに約19mA流れる計算です。電流制限抵抗値が小さいのでしばらく点灯しているとLEDの発熱により順方向電圧低下→電流増加となりますが、許容値の30mAには届かないようです。
正面から見るとかなり眩しいが、対向車や前方車を眩惑させるほどではないので、光軸は上向きにしています。消費電力は左右合計で6.5W程度と、以前のバージョンよりずっと高効率で抵抗の放熱も気にする必要はありません。

車幅灯と連動して点灯します。左の写真はHID車幅灯と同時点灯の様子。色は紫系の白という感じです。