2011/6/4 完成
工法は全くの自己流です。まず土台となるパレットを先に作り、その周りに柱を固定していくという方法が組み立てやすく、強度も確保できるのではないかと考えました。
パレット、柱はすべて2×4のSPFです。
物置を手作りする構想は以前からあり、JW-CADで設計図だけ作成してあったのですが、寒い冬の間は外に出る気にならず、暖かくなった5月に実行に移すことにしました。(^^;)
余計なものは買わず、いらない物も処分するようにしているのですが、今ある小さめのスチール物置は満杯近く、アルミ梯子やスコップ、鍬など大きめのものが片付かない状態でした。
物置の設計方針として、以下の3点を挙げました。

1.長めのものを収納できる
2.邪魔にならない程度の大きさ
3.景観を損なわない

サイズは幅約120cm、奥行き約60cm、高さ約180cmで、比較的コンパクトですが、収納したい物がすべて入る大きさです。3に関しては道路に面している場所に置こうと考えているため特に検討しましたが、ネットで調べてもおしゃれな物置は意外と少なく、唯一参考になったのがこちらでした。私もこれに習ってアンティーク風な外観にすることにしました。

写真は柱に4mm厚のベニヤ板を張り付けたところ。
屋根は幅10cmの杉板を重ねました。屋根瓦っぽくするために20cm間隔で三角の切れ込みを入れました。たまたま板ガラスが2枚余っていたのでベニヤをくりぬいて窓を作りました。
屋根にはオレンジ色の木材保護塗料を塗り、側面には漆喰を塗りました。漆喰は近くのホームセンタに置いてあった、繊維入りで水でこねるだけで塗れるタイプのもの。色は白しか無かったので、黄色のポスターカラーを少し混ぜて、ややクリーム色にしました。漆喰を塗るのは難しくなく、慣れない左官ごてでも素人が下手に塗った方がでこぼこ感が出ていい味になります。
ドアと、装飾品を付けて完成です。
ガーデンベルは横浜元町の家具屋で見つけたものです。made in chinaと書かれていました。(^^;)
ドアにも窓を付けてガラスをはめ込みました。アンティーク風な蝶番は飾りで、実際の蝶番は最上部と最下部に付いています。ドアの材料は10cm幅の杉板で、角を不規則に削ってアンティーク感を出したつもりです。上下の横板は1×4のSPF材です。裏側も横板2枚で補強してあります。
門灯はガーデン用のソーラーライトを改造したもの。太陽電池部分を切り取り、中のLEDを抜いて、かわりにキャンドル型のLEDを入れました。
このキャンドルLEDはタイマー連動で夜間に光るようにしました。IC内蔵で通電するだけでろうそくのように光がゆらめき、レトロな雰囲気を演出しています。
自作アンティーク物置
アンティーク風のレトロな物置を作ってみました。

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